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「今週末、どこか行きたい」に答える場所をつくる
コラム

「今週末、どこか行きたい」に答える場所をつくる

2026年8月6日 · Find Your Scene 運営チーム


探し方が、変わってしまった

お出かけ先の探し方は、この数年で静かに入れ替わりました。

SHIBUYA109 lab. が 2025 年 7 月に発表した調査では、「お出かけする際、場所や体験をどこで見つけるか」という問いに対する回答が、Instagram 64.6%、TikTok 39.0%、X 35.1% と続き、検索エンジンは 28.8% で 4 番目でした。調べて行く場所ではなく、流れてきて知る場所になった、ということです。

これは自然な変化だと思います。写真は雄弁ですし、好きな作家やお店を追いかけていれば、その人の発信が一番早い。

ただ、SNS には構造上どうしても持てないものが三つあります。

  • 日付と場所で絞り込めない。 「8月15日、渋谷、夕方以降」という当たり前の探し方ができません
  • 流れて消える。 ストーリーズは24時間で消え、タイムラインは遡るうちに会期が終わっています
  • フォローしていないものは、出てこない。 知らない誰かの、はじめての個展にはたどり着けません

三つ目がいちばん大きいと考えています。発見の入口が「もう知っている人」に限られると、新しく何かを始めた人の展示は、面白くても誰にも届かないまま終わってしまう。


「通りがかり」が最多、という調査結果

象徴的なデータがあります。

15〜34歳を対象にした 2025 年の調査で、ポップアップストアを何で知ったかを尋ねた結果、最も多かった回答は 「通りがかり」で 27.6% でした。推しの SNS が 25.0%、ブランド公式 SNS が 18.9%。

つまり、いまいちばん優秀な発見装置は、街そのものです。偶然その道を歩いたかどうかで決まっている。

それはそれで街の豊かさだと思いますが、同時に、行きたかったのに知らなかった人と、来てほしかったのに届かなかった人が、その裏側に大量にいるということでもあります。


Find Your Scene がやろうとしている三つのこと

ひとつめ、日付と場所で絞れる発見

今この辺りで何が開いているのか。今週末どこに行けるのか。地図とカレンダーで、まず「絞り込める」ようにしています。現在地からの距離、エリア、カテゴリ、日付。SNS が持てない軸を、ここで引き受けます。

無料アカウントで、検索も地図も予約もご利用いただけます。

ふたつめ、終わったあとも残ること

イベントは終わると消えてしまいがちです。告知は流れ、ページは畳まれ、その日そこで何が起きたかは記録されない。

Find Your Scene では、行ったイベントの記録レビューを残せるようにしています。次に誰かが同じ場所を検討するとき、その記録が判断材料になる。参加した人の体験が、そのまま次の人への案内になっていく状態を目指しています。

みっつめ、イベントではなく「人」と「場所」を追えること

好きな展示に出会ったとき、本当に知りたいのは「その次」です。あの作家の次の展示、あのギャラリーの次の企画。

だから主催者をフォローできるようにしています。単発のイベントではなく、続いていく人と場所を追いかけられること。ここは今後さらに広げていく予定の領域です。

そして、作家がいま在廊しているかどうかが分かる在廊情報。展示は作品を見るだけでなく、その場にいる人と話せることに大きな価値があります。その一歩を、少しだけ後押ししたいと考えています。


「まだ誰も知らない」を、こそ載せたい

イベントを紹介するサービスの多くは、ある程度人が集まっているものを優先して掲載します。運営コストを考えれば合理的な判断です。

Find Your Scene は、そこは逆にいきたいと考えています。

はじめての個展、はじめてのポップアップ、はじめての企画。まだ誰にも知られていないものが、ちゃんと人の目に触れる。そこに価値がないなら、このサービスが存在する意味がありません。


料金についての考え方

イベントを探して、予約して、参加するところまでは、すべて無料でご利用いただけます。ここに制限をかけるつもりはありません。参加する人を絞ることは、シーンを小さくすることだと考えているためです。

プレミアムプラン(¥800/月・税込)は、イベントを開催する側の機能でご案内しています。掲載、予約枠の設定、募集機能など。詳しくは プレミアムプランのご案内 をご覧ください。


これから

正直に申し上げると、まだ載っている情報も、できることも、これから育てていく段階です。

完成したものをお披露目するというより、これから一緒に育てていく場所として置いておきたい、というのが今の気持ちに近いです。

もし「今週末どこか行きたいな」と思ったときに、開いてみようと思っていただけるサービスにしていきます。

イベントを探す地図から探すアカウントを登録する


Find Your Scene 編集部

参考: SHIBUYA109 lab.「Z世代のSNS利用最新動向2025」(2025年7月・一都三県の15〜24歳女性413名)、PROMOTION+B「Z世代のポップアップストア利用調査」(2025年9月・15〜34歳男女483名)

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